スモールボディーに、オールマホガニー特有の軽やかで優しい音色を持ったFT-30。1949年にはすでに廃盤となっていた機種ですが、Gibson社によって買収された後の1958年よりギブソンカラマズーファクトリーで生産されました。”スペイン人騎士/紳士”という意味のCaballero (キャバレロ)という名前が付けられ、Gibson LG-0と兄弟モデルの位置づけでした。オールマホガニーボディーの経年変化によるよく枯れたサウンドが特徴的で、ラダーブレーシング特有の落ち着きのある音色。ナット幅42.5mmのレギュラーネック、指板、レクタンギュラーブリッジは共にハカランダです。ピックガードはビス止めされており”E”のロゴはなくなっていますが薄く跡があります。弦高は適正で弾きやすい状態です。糸巻きは汎用の物にリプレイスされており、元のネジ穴は埋められています。ボディーバックにクラック補修有り、ネックヒールキャップ部にピン穴埋め有り、その穴からうっすらのキレツが見られますが接着補修済みで使用に問題はありません。どこか泥臭く枯れたシャビーなルックスと響きが魅力のモデル。汎用セミハードケース付き。(ショルダーストラップはありません)
Condition: EX+
Top: Mahogany
Side: Mahogany
Back: Mahogany
Neck: Mahogany
Fingerboard: Jacaranda
Bridge: Jacaranda
Machine Head: Unknown
Fingerboard Inlay: Dots
Rosette: Black
Pick Guard: Original
Pick Up: None
Nut Width: 42.5mm
Scale: 628mm
Case: Semi Hard Case