現在もその名を知られるEpiphone。その歴史は古くルーは1900年代初頭にマンハッタンでリペアショップを立ち上げる事から始まります。その後マンドリンやテナーバンジョーで成功しギター製作を進めその評価を高めていきました。こちらはそのニューヨーク期の最も評価の高い時期になる1942年製の”Electar Zephyr”ラップスティールギター。その当時に流行してアールデコ調のデザインを取り入れたデザインが特徴的です。メイプルのツートンカラーのボディー、メタル製の指板はポジションマークノカラーネジで固定。アルミナット&ブリッジ、Epiphone当時の新製品で調節可能なネジのポールピースをもつ”Trubalance”P.Uを搭載、1vol、1tone。戦中モデルとなり、それなりの傷があちこちに見られ、ボディーバックのクラックリペア痕、バックのフェルトパネルには摩耗が見られますが使用には問題ありません。ヴィンテージ品らしい貫禄ある佇まいが美しい逸品です。動作は非常に良好でガリ、ノイズはございません。力強い張りのあるクリーントーン、オーバードライブサウンドでのロックなスライドでもその太い鳴りが存在感をもってアピールしてくれます。国内での流通はまれな戦中の貴重なラップスチールです。貴重なオリジナルハードケースが付属するのも見逃せません。コレクションにもプレーヤーにもおすすめです。
Condition: EX
Body: Maple
Neck: Maple
Fretboard: Aluminum
Nut: Aluminum
Nut width: 64mm
Scale: 570mm
Control:1vol.1tone
Fingerboard:Aluminum
Bridge: Aluminum
Machine Head: Grover Nickel
Case: Hard Case