世界中のミュージシャンが愛用するギブソンフラットトップの銘器、"J-45"のスタンダードモデル。本器は2001年製USED品。シトカスプルーストップ、マホガニーサイド&バック、マホガニーネック、ローズウッド指板&ブリッジ、クルーソンタイプペグ、MOP指板ドット、べっ甲柄スモールガード、スキャロップド・Xブレイシング、ビンテージサンバーストフィニッシュ、後付けにてL.R.Baggs Dual Sourceピックアップ搭載。ワーキングホースの2つ名の通り、ダイナミックなストロークからフィンガープレイまで幅広く応えてくれるオールラウンドな1本。スムーズな運指をフォローする丸みを帯びた指板サイド処理などこだわりのスペック、ダイナミックレンジの広いサウンドメイクなど様々な工夫を凝らした現代仕様の1本です。1942年の発売から80年ほどのあいだ数々のマイナーチェンジがなされましたが、基本的なスタイルは不変です。ブライトで気っ風の良いレスポンス、ドライでどこか泥臭さを感じさせる倍音、外観と違わぬ荒削りなサウンド。やはり歌モノで弾きたくなるギターです。後付けにて今となっては廃番となってしまったL.R Baggs社のDual Sourceを搭載。アンダーサドルピックアップ+コンデンサマイクを使用した非常に優秀なシステム。後期はElementピックアップを使用していましたが、初期にはリボントランスデューサーを使用しており本器はその仕様です。Elementよりも芯を捉えたサウンド、輪郭の出やすい音色で立ち上がりの速さもメリット。コンデンサマイクのレンジ感も広く柔軟なミックスが可能、コントロール自体はサウンドホール縁にVol、Mic Mixのコントロール2つでシンプル。細かな調整はボディ内の基板から設定でき、ステレオアウトやモノラルアウトを選択できるプロユース仕様のシステムです。ボディバック面6弦側ボトム端に塗装が反応したかのように見られるタッチアップ跡が見られますが、光をかざして分かる程度と非常に良い仕上がり。その横には塗装が垂れたような跡が6弦側ボディサイドに見られ、バインディングにオレンジ色の跡が僅か見られますが使用上段差もなく問題なく使用することが出来ます。その他ヘッドバック先端の当てキズによる塗装の欠けや細かな当てキズや細かい擦りキズ、ピックガード周りの薄い弾きキズやサウンドホール縁の塗装剥げ等見られますが年式を考えればキレイな状態をキープされている本器。ネック周りの演奏性良好、まだまだこれからも働いてくれるワークホースです。発表以来、数々の名演を支えてきた"J-45"、移りゆく時代の中でも変わらぬ憧れが今なお此処にあります。オリジナルハードケース付属
Condition:EX++
Top:Solid Sitka Spruce
Side:Solid Mahogany
Back:Solid Mahogany
Neck:Mahogany
Fingerboard:Rosewood
Bridge:Rosewood
Machine Head:Kluson Type
Fingerboard Inlay:Dots(MOP)
Rosette:White&Black
Binding:White&Black
Pick Guard:Tortoise Color
Pick up:L.R.Baggs/Dual Source
Nut width:43.8mm
Scale:628.65mm
Case:Original Hard Case