オースチン・テキサスより、真摯な造りでプレイヤーを魅了するコリングス。造りの丈夫さや正確さは類まれなるクオリティで、トラッドなアプローチながらに絶大の安心感をもたらしてくれるブランド。本器は天才的若手ジャズミュージシャン/ジュリアン・ラージ氏シグネイチャモデル"OM1A JL Julian Lage Signature"。本人使用と同じアディロンダックスプルーストップをオプションされたストライクなモデルです。アディロンダックスプルーストップ、ホンデュラスマホガニーサイド&バック、ホンデュラスマホガニーネック、エボニー指板&ブリッジ、MOP指板ドットインレイ、トートイスシェルバインディング、トートイスシェルピックガード、ウェバリーニッケル・エイジドペグ、初期型インレイヘッドロゴ、カスタムトラディショナルシリーズプリウォースキャロップドXブレイシング(ノンタング)、サテンフィニッシュ。ジュリアン・ラージ氏はジム・ホールの影響を多大に受け10代からミュージシャンとして活動し、その他様々なアーティストとも共演、ジャズからブルースやカントリー、ブルーグラスまで幅広いジャンルを網羅。15歳の時にはゲイリー・バートンのバンドに加入や20歳の時にはメジャーデビューするなどジャズ界の天才少年ギタリストとして名を馳せ、現在でも戦前のジャズ等伝統的な音楽から現代的な音楽までを咀嚼し未知のスタイルへと挑戦し続け、ジャズ界のカリスマとも言える存在です。本器はコリングスOM1Tを基本とするも、ジュリアン氏のこだわりや想いが反映された本器。彼の愛用する1939年製Martin000-18を基にした今までのコリングスにはなかったネックプロファイルを採用。慣れ親しんだオールドネックの感触を入念に研究、そして弾き込まれたアシンメトリーの感覚が精密に再現されています。とても軽いボディウェイトもその特徴のひとつで、フィニッシュも経年したオールドの様な導管を感じる質感の外観も魅力的。とてもオープンなサウンドでレンジが広く、またコリングスならではの正確でしっかりとしたレスポンスが共存しています。ビル氏が天才的若手ジャズミュージシャン「ジュリアン・ラージ」に初めて出会ったのは2014年のこと。2人はそれぞれの思う「クラフト」について深い会話をいくつも交わし、またジュリアンのギタリストとしての深い洞察力は、コリングス・Traditional Seriesに大きな影響を与えたキーパーソンと言えます。ビル氏が2017年7月にこの世を去るまで続いたこのレアなコラボレーションは、古き良きソウルを持った新たなギターを生み出す事となりました。発売より大人気を誇るビルの情熱を示してきた本器。ビル氏が遺した熱い想いが伝わる様な素晴らしい1本です。是非お手元でご体感ください。
※ケースは現在コリングスオリジナルの標準ハードケースです。
Condition:NEW
Top:Solid Adirondack Spruce
Side:Solid Honduran Mahogany
Back:Solid Honduran Mahogany
Neck: Honduran Mahogany
Fingerboard:Ebony
Bridge:Ebony
Fingerboard Inlay:Dot
Rosette:Maple/Rosewood Purfling
Binding:Tortoise with Maple/Rosewood Top Purfling
Machine Heads:Waverly/Nickel Aged
Pick Guard:Tortoise Color
Pick up:none
Nut width:42.9mm
Scale:647.7mm
Case:Original Hard Shell Case