1969年に五つの赤い風船でデビューし、ソロギターを日本に根付かせた最大の功労者といえる中川イサト。本器は、そんな中川イサト氏のデビュー45周年を記念し、本人が愛して止まないMARTINギターで製作された"1310"モデル。イタリアンアルパインスプルーストップ、この個体の素材にはベアクロウが入っています。インディアンローズウッドサイド&バック、エボニー指板&ブリッジ、ゴトーオープンバックペグ、オールドデカールヘッドロゴ、デルマーベッコウ柄ピックガード、ヘリンボーンロゼッタ&トリム、アイボロイドバインディング、ベネチアンカッタウェイ、スキャロップブレイシング。イサト氏の要望により000(トリプルオウ)スタイルにカッタウェイを施し、フィンガースタイルにもマッチする仕様と、倍音豊かで繊細なタッチも再現するイタリアンアルパインスプルースをトップ板に採用。バック&サイドはローズウッドで、密度が高く、レンジも広く、あらゆるスタイルの演奏に適応するサウンドが魅力です。指板のインレイは本人のアイコンともいえる"1310"を10フレットと13フレットに。ナチュラル9本、サンバーストが4本、1310に因んだ13本限定の生産です。
中川イサト(砂人)、1947年1月30日 -
元・五つの赤い風船のギタリスト、シンガーソングライター。アコースティックギターのフィンガーピッカーの日本における草分けの一人。1977年リリースの『1310』を皮切りにアコースティックギターのインストゥルメンタル作品の発表、コンサートを行っている。近年はフィンガーピッカーとしての活動が主体であり、嘉門達夫、押尾コータロー、岸部眞明、ゴンチチらの後進の活動を後押しし、また若手のミュージシャンとの共演にも意欲的に取り組んでいる。
Condition:NEW
Top:Solid Italian Alpine Spruce
Side:Solid East Indian Rosewood
Back:Solid East Indian Rosewood
Neck:Select Hardwood
Fingerboard:Ebony
Bridge:Ebony
Machine Head:Gotoh/Nickel
Fingerboard Inlay:Abalone “1310" Inlay
Rosette:Herringbone
Binding:Ivoroid&Herringbone
Pick Guard:Tortoise Color
Pick up:none
Nut width:44.5mm
Scale:632.5mm
Case:Original Hard Case