2000年代より急速に成長し、画期的なギター構造を採用した事によって世界のトップアコースティックブランドに成長したテイラー社。国内をはじめ特にアメリカではプロミュージシャン使用のシェア率が非常に高く、圧倒的な人気を誇っています。本器はグランドオーディトリアムシェイプ、マホガニーをサイドバックに使用した500番台”512ce 12-Fret”。2019年製USED品。ウェスタンレッドシダートップ、トロピカルマホガニーサイド&バック、トロピカルマホガニーネック、エボニー指板&ブリッジ、ゴトー製ゴールドペグ、べっ甲柄ピックガード、V-Classブレイシング、ES2ピックアップシステム搭載。テイラーの型番は非常にシステマチックで3桁型番の頭がグレードを表しています。2022年に仕様変更がありましたが本器はそれ以前に製造されており、当時5はマホガニーサイドバック仕様。暖かみのあるドライなサウンドが持ち味です。３桁型番の真ん中が弦の数、トップ材の種類を表しています。1は６弦仕様、柔らかい材（シダー）を使用した仕様です。型番の下一桁がボディサイズを表しています。2はグランドコンサートサイズ、小ぶりで抱えやすく取り回しに優れた人気のボディシェイプです。cがカッタウェイ、eがエレアコ仕様である事を表しています。V-Classブレイシングはテイラーが提唱する新たなブレイシング構造。従来のXブレイシングから剛性と柔軟性のバランスを見つめなおし、サスティーンとボリュームの両立を目指し伝統的な手法から離れた革新的な構造です。ネック自体も定評のある薄いグリップ。エレキユーザーでも握りやすく、アコギユーザーでも細やかな演奏のしやすい人気のネックグリップです。マホガニーらしいドライさやトップのシダーの暖かい柔らかいサウンド、V-Class構造に変化してからはより中低域の厚みが増しバランスが整った印象の音色を持った１本。シダーの柔らかさは反応性に優れ繊細なタッチにも追従、エア感を含んだトーンを出力します。このサイズ感だからこその立ち上がりの速さ、切れ味の鋭さ等他のモデルとはまた違った魅力を持ったギターです。ピックアップシステムにはテイラー独自のシステムES2を搭載。テイラーが研究しサドルの動きが上下ではなく前後である事を突き止め、それを基にサドル横にピエゾを仕込んだ構造。エア感のあるナチュラルなサウンドを出力することが出来ます。EQを掛けて出力可能、コントロールはVol,Treble,Bassと非常にシンプルな構成。簡単な操作で最適なサウンドを造りやすい人気の高い優秀なシステムです。ピックガードの薄い拭きキズほどと全体を通して非常に使用感の少ないコンディションをキープされた本器。ネックコンディションも抜群な状態を保たれており、テイラーの演奏性の高さを体感することが出来ます。今やテイラーは世界を代表するアコースティックギターメーカーとなりました。使用アーティストも多く、あらゆるシチュエーションでも扱いやすい優秀なギターと言えるでしょう。そのポテンシャルの高さ、人気の秘訣を是非お手元でご体感下さいませ。
オリジナルハードケースが付属します。

Condition:EX+++
Top:Solid Western Red Ceder
Side:Solid Toropical Mahogany
Back:Solid Toropical Mahogany
Neck:Toropical Mahogany
Fingerboard:Ebony
Bridge:Ebony
Machine Head:Original Gold
Fingerboard Inlay:Original（Pearl）
Rosette:B&W
Binding:Black B&W
Pick Guard:Tortoise Color
Pick up:ES2
Nut width:44.5mm
Scale:631.8mm
Case:Original Hard Case